悪魔なヴァンパイア





思考が止まった


「わからないという顔だな…里夕が貴様のことで悩んでおったぞ。結婚とか冗談じゃないか、からかってるだけじゃないか…とな。」


本人に気持ちを伝えなければいけないことはわかった…


っていうか伝えてたつもりだったけどさ…


「………ねぇ…」


「うむ?」


そんなことより…


「なにっ!?里夕に会ったの!?」


気になったのは別のことっ


「いつっ!?ってかなんで里夕って呼び捨てにしてんのっ!?」


つい声が大きくなってた


「さ…騒ぐな。それに質問が多い」


「う……っ…」


その言葉で一瞬我に返る





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