悪魔なヴァンパイア





ソルテの声はしっかりと聞こえた。

それでも手は止めなかった。


___日向里夕


サインを済ませるとボスは笑顔で手を差し出してきた


「仲間入りおめでとう。これからよろしく頼むよ」


「里夕…っ!」


ソルテが私に触れようとしたがボスがそれを払った


「勝手な接触はやめてくれるかな?野蛮な生物め。」


「てめぇ…っ!」


「里夕ちゃん、ここは危ないから避難しよう」


ボスが私の背中を押した




< 241 / 273 >

この作品をシェア

pagetop