悪魔なヴァンパイア




それは私が予想もしなかった顔だった


彼の頬に伝うモノ


悔しいの…?怒ってんの…?


それとも………


__________悲しみ?


感情はわからない…だけど涙を流していた。


「さぁ早く帰りなさい」


__バタンッ!


ボスはそれだけ言うと勢いよく扉を閉めた



自分で決めた決断なのに…

なんだろうこのモヤモヤした気持ち…


「……ソルテ…」




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