悪魔なヴァンパイア





頬に涙が伝った


あの笑顔は嘘だったの?


私を騙してたの?


「はは…」


自分でもわかる渇いた笑い


相手は人を殺したことのある生物…


自分で決めた選択だし後悔はしてない……


してないはず…なのに…


__なんでこんなに胸が苦しいんだろう


「…私には…騙したところで価値ないよ…」


頬を伝った涙を拭った


「見る目ないなぁ…ホントに…」





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