悪魔なヴァンパイア





「ま…まさか現実に…」


そんな存在があるなんて…

今、目の前にいるなんて…


あぁ…これは夢だ!うん!


「うーん…、大丈夫?」


1人でテンパってるわたしを覗き込む彼


「驚かせちゃったならゴメンね」


驚きましたよっ!
そりゃーもう…っ!


「じゃあ…何なんですか……っ?」


ここまで来たら気になるのはその正体…


「う〜ん…ヴァンパイア?」


「…ほぇ?」


彼のあっさりした回答にまたもや間抜けな声が出た


ヴァンパイアってあの…?


人の血を吸うってやつ……?


「冗談じゃない感じですか?」


「まぁ、事実だよねー」





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