悪魔なヴァンパイア
ヴァンパイア…
ここまできたら深く考えるより納得した方が早いかも…
やっぱいるんだね…
<いないようでいる存在が>
はい…幽霊とか認めたくないけど信じちゃうタイプです…
いや、本当に認めたくないけど…
目の前で話してるし…
撃たれても死なないし…
もう否定できない
悩んでる私に対して彼は笑顔を向ける
「信じてくれたー?」
…う……近くで見るとほんと美形だなぁ…
「信じたっていうか…なんというか…はい。」
「あははー、理解が出来る子でよかったーっ」
そう言って彼は体勢を元に戻して背伸びした