悪魔なヴァンパイア





どう違うんだか…

馬鹿にされてるとしか思えない


「その不審そうな目ーっ。」


彼がのぞき込んできた


「かわいい顔が台無しだよ?」


…………っ!


「か、かわいくないですっ!アナタがバカにするから…っ」


うわぁ…


絶対に今の私、顔赤い…


「バカにしてないって…単純に純粋だなって…」


そう言うとニッコリ微笑んだ


…絶対バカにされた……


「あははーっ」


…もうっ!

って。なに言っても無駄だよね


「…お茶入れてきます」


「あは、気配りができるなんて大人だねー」


こ…こいつ…っ


「どうも…っ!」





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