悪魔なヴァンパイア





「ルゥさんまで乗らないでくださいっ!」


「乗ってるもなにも…」


ルゥさんとソルテの目があって数秒


「本気だよな?」


「うん。当然。」


「…ってわけだ。」


…えっ!?だからなんでっ!?


「俺はソルテを応援する。」


いやっ!

私の権利は…っ!?


「それに里夕も結婚できる年齢だしな。」


……………


「…今日で。」


「………そうですけど…」


そう…今日は私の誕生日…

16歳です。


「…だから今日は早く帰ってきてくれると思ってました…」


「あぁ、帰ってきた。更に言えば途中でソルテの存在に気づいて、スゴく急いだ」


「あはっ。ごめんね、急がしちゃってっ」


「いや、気にするな」





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