悪魔なヴァンパイア
*第二章
▽いつもどおり
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「ソルテー準備できたよー」
ルゥさんと別れてから二週間が過ぎた頃
私はソルテとの生活に慣れてきてた
結局あの後はルゥさんのお別れ会、私の誕生日会…とか適当な言い訳をつけて馬鹿騒ぎをした
というよりソルテだけが馬鹿に騒いでいた
「わーい。目玉焼き?三日連続だねぇー」
…この棒読み感……
二週間たってわかったこと。
ソルテは無意識に人を馬鹿にしてしまうということ
「だ、だって…私料理できないしっ!!」
「ま、いいよー。僕は食べなくても生きていけるし」
……じゃあ作んなくていいんじゃないっ!?
そう…無意識…
無意識なんだから仕方ない。
イライラしちゃだめだ、私っ。