悪魔なヴァンパイア




「普通に忘れてたんだよ。新入生の全国模試テストでトップクラスに入ってたのを」


あー、そういえばそうだったかも…


「ま、気にしてないならいいか。後このプリントな」


私の手にたくさんのプリントが乗せられる


先生は他に何も持たずに準備室を出ようとした


「先生、そのことは許すとしますけど…」


「ん?さっさと出ろ。鍵閉めるぞ?」


ポッケから鍵を取り出し鍵穴に差し込む


さっさと出ろって…


「この荷物を持つのを手伝う気はないのね。」


「あぁ。早くしないと授業始まるって。」


「はい…。」


なんかこの先生…
ウチにいる誰かさんに似てるところがある気がする。







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