幼なじみ
「おいおい親友。そんな冷たい言葉言うなよ。なら、宿題写させてくれ。」

『なんでいきなりそうなるんだよ。絶対にダメに決まってるだろ。』

僕は、冷たい言葉で突き放した。

「はあ、わかった。じゃあせめて一緒に宿題をやろうでわないか。」

しかし、裕也はしつこく食い下がってきた。

『わかった。じゃあ一緒にやるか?』

「さすが親友。やっぱり宿題をやるのは一人より二人の方がいいからな。」

裕也の声は、すごく嬉しそうに聞こえた。
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