幼なじみ
『いや、二人より三人だな。』

「はあ?もう一人誰かいるのか?」

『ああ、今瑠璃が家にいるんだ。』

僕がそういうと裕也は、何も言わなくなった。

『おーい、裕也?聞いてるか?』

「えーと、和也。今日は、行くのはやめとくよ。」

『何だよ急に。』

「いや、二人の仲良くしてるのに邪魔しちゃいけないかなって思ってな。」

裕也は、少し茶化すような感じで言ってきた。
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