幼なじみ
『別に邪魔なんかじゃねえよ。何遠慮してるんだよ。』

「ばーか、遠慮なんかじゃねえよ。それに、今家に二人きりなんだぞチャンスじゃねえか。」

『何がチャンスだよ。』

「ばかだな。家に男と女が二人きりだろ。やる事ぐらいわかるだろ。」

裕也は、少し笑いながら言った。

『あのな、相手は、瑠璃だぞ。そんな事する訳ないだろ。』

僕は、はっきりとそう言い切った。
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