幼なじみ

「あのな、瑠璃は、女の子だろ？じゃあお前は、瑠璃を女の子としてみたこと無いのか？」

何故か裕也は、真剣な声だった。

『それは……。』

僕は、言葉に詰まってしまった。

『でも、ほらあいつは幼なじみだから。』

「それこそ関係ないだろ。まあ、報告を楽しみにして待ってるぜ。」

裕也は、そこまで言うと電話を切った。

（瑠璃を女としてか………。僕は、瑠璃の事どう思ってるんだろ。）

僕は、携帯の画面を見ながら考えていた。