幼なじみ
部屋に戻るとかばんを取り玄関に向かった。

(はあ、さっき何を考えていたんだ僕は。)

(瑠璃の事かわいいだなんて。あいつはただの幼なじみだぞ。)

僕は、少し頭を振って気分を変えてみた。

(よし、もう大丈夫だ。)

僕は、ゆっくりと玄関の扉を開いた。

『ごめんごめん。じゃあ行こうか。』

「うん、行こう。」

僕と瑠璃はゆっくりと学校に向かって歩き出した。
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