幼なじみ
「か、かわいい。」

裕也は、小さな声でボソッと言った。

「瑠璃!お前すごくかわいくなってるじゃねえか!やっぱりそれも好きな「ダメー!!」

いきなり興奮して話し出した裕也を瑠璃が途中で止めた。

「ちょっと裕也?こっち来て。」

「は、はい……。」

瑠璃は、裕也を連れて少し僕から離れた場所に行った。
少し待っていると、瑠璃と裕也が戻って来た。

『おい裕也。さっき何を話してたんだ?』

「なんでもないよ。和也は気にしないで。ね、裕也。」

しかし、僕の言葉に瑠璃が返してきた。
そして、裕也はなぜかテンションが下がっていた。
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