幼なじみ
『おい、裕也。朝どうかしたのか?瑠璃と話していたみたいだけど。』

すると、裕也は複雑な顔をしながら話し出した。

「いや、別に何もないけどな。」

そこまで言うと裕也は、一旦言葉を切った。

『ん?どうかしたのか?』

「和也。なんで瑠璃が変わったのかお前にわかるか?」

『瑠璃が?いや全然わからないけど。』

僕の答えに裕也を大袈裟にため息をついた。
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