幼なじみ
僕は、裕也を無視して一口食べた。

『うん、うまい。』

おいしそうに食べる僕を裕也は、うらやましそうに見ていた裕也は、

「不公平だ。世の中不公平だ。」

とぶつぶついいながら自分の弁当を食べていた。
しばらく黙って食べていると、不意に裕也は口を開いた。
< 18 / 192 >

この作品をシェア

pagetop