幼なじみ
すると瑠璃は、ぱっと手を離し、

「あ、ごめん。なんでもないから……。」

と言うと教室に戻って行った。

(何なんだ一体?なんで僕に声をかけて来るんだ?もう関係ないのに…。ちゃんと関係は無くしたはずなのに……。なんでだよ!)

体の奥からずきずきと痛みを感じていた。
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