幼なじみ
『で?朝は、何であんなにテンションが高かったんだ?』

僕は、もう一度その疑問を聞いた。

「ああ、それは……。」

しかし、裕也は急に困ったような顔をしていた。

『いや別にいいよ。無理に話さなくても。』

僕は、疑問には思ったけど無理に聞いてはいけないと思ったのでそういっておいた。

「悪いな、ちゃんと言えたら話すから。」

『言えたら?』

「こっちの話し。」

裕也は、慌てて言うと自分の弁当を食べ始めた。
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