幼なじみ
その二人の男女は見覚えがあった。

(あれ?もしかして、瑠璃と裕也?)

そこには、部活をやっているはずの瑠璃と帰ったはずの裕也がいた。
なんとなく出ていくタイミングを失った僕は、その場で二人の話しを聞くことにした。

「大事な話しがあるんだ。」

聞こえてきた裕也の言葉は、いつもみたいに冗談みたいな感じではなく真面目な感じがした。
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