幼なじみ
声のした方に僕が目を向けるとそこには、

『瑠璃と真希?』

そこには、浴衣を着た二人の姿があった。

「ごめんごめん、ちょっと着替えるのに時間がかかって。」

「大丈夫、俺達も今来たところだから。」

真希と裕也が話し始めた。

「どうしたの和也?」

僕が固まっていると瑠璃が僕に声をかけた。

『いや別になんでもないよ。』

瑠璃の声で気が付いた僕は、慌てて答えた。
< 77 / 192 >

この作品をシェア

pagetop