幼なじみ
「和也は、瑠璃の浴衣姿に見惚れてただけだもんな〜。」

「えっ。」

裕也の言葉に瑠璃の顔が赤くなった。

『おい、裕也!』

「あれ?なんでそんなに慌てて言ってるんだ?」

「そうだね、怪しいな〜。」

裕也と真希が僕をからかい始めた。

『あー、もういいから早く行こう。』

僕は、からかっている二人をおいて瑠璃の手を引いて歩いて行った。
< 80 / 192 >

この作品をシェア

pagetop