幼なじみ
『わかったからそんなに引っ張るなよ。』

僕と瑠璃は、タコ焼き屋に向かった。

「うわー。おいしそう。」

瑠璃は、幸せそうに買ったタコ焼きを見ていた。

『じゃあ、食べようか。』

僕がつまようじを取って食べようとしたら、

「ちょっと待って。」

急に瑠璃に止められた。

『なんだよ。食べちゃいけないのかよ。』

僕が不満げに声を上げると瑠璃が、

「私やってみたい事があるの。」

と言った。
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