野良猫 lovesong 1
幻覚が見える。
あたしに馬乗りになって
あたしの顔を覗き込む金髪の男の人。
「おい……。」
おっと…。
幻聴まで聞こえた。
ついにあたしもイカれた?
………って。
『なわけないでしょ!!?』
ガバッと起き上がると
男は「おっと」とか言いながら
あたしの上からどいて…。
「見えんぞ。」
ボソッと言った。
見えてる?
首を傾げると金髪はあたしの
上半身を指差す。
それを見てあたしも下を見ると……。
『ゃ…きゃ―――――――――!!!!!!』
どこからこんな声が
でんのかわかんないくらい
馬鹿デカい声が出た。
な………………ッ
ななな!!!
なんであたし
裸なの!!!!?
「うるせぇ…。」
金髪男は眉間にしわを寄せて
耳を塞ぎ、迷惑そうに睨む。
睨みたいのはあたしです!!
『服!!あたしの服は!?
っていうかなに?強姦!!?
警察―――――――!!!!』
慌ててあたしのお腹辺りに
掛けてあった布団を抱え込み
胸を隠す。
やめて!
あたし、見た目は派手だけど
まだ。処女よ!!!
あたしに馬乗りになって
あたしの顔を覗き込む金髪の男の人。
「おい……。」
おっと…。
幻聴まで聞こえた。
ついにあたしもイカれた?
………って。
『なわけないでしょ!!?』
ガバッと起き上がると
男は「おっと」とか言いながら
あたしの上からどいて…。
「見えんぞ。」
ボソッと言った。
見えてる?
首を傾げると金髪はあたしの
上半身を指差す。
それを見てあたしも下を見ると……。
『ゃ…きゃ―――――――――!!!!!!』
どこからこんな声が
でんのかわかんないくらい
馬鹿デカい声が出た。
な………………ッ
ななな!!!
なんであたし
裸なの!!!!?
「うるせぇ…。」
金髪男は眉間にしわを寄せて
耳を塞ぎ、迷惑そうに睨む。
睨みたいのはあたしです!!
『服!!あたしの服は!?
っていうかなに?強姦!!?
警察―――――――!!!!』
慌ててあたしのお腹辺りに
掛けてあった布団を抱え込み
胸を隠す。
やめて!
あたし、見た目は派手だけど
まだ。処女よ!!!