† of Ogre~鬼の心理
金庫……もとい棺から金を取り、さっさと部屋をあとにする。
――と、そういえばアルの伝言の中に、ヤなヤツが街にいるとか言っていたのを思い出した。
いや、忘れていたわけではないんだが……うむ。思い出した。
最低限のものは持っていくことにし、いつもジーンズに入れている油性ペンを、ジャケットのポケットに入れた。
これでとりあえずの準備は万端だ。
今は、真輝も昼休みの頃だろう。学校が終わるまであと四時間弱はあることになる。
たしか服を買って帰ると言っていたから、それからさらにもう少しは時間があるか。
ならばじっくり回れる。
余裕を持って、俺は市街地へと向かった。
――と、そういえばアルの伝言の中に、ヤなヤツが街にいるとか言っていたのを思い出した。
いや、忘れていたわけではないんだが……うむ。思い出した。
最低限のものは持っていくことにし、いつもジーンズに入れている油性ペンを、ジャケットのポケットに入れた。
これでとりあえずの準備は万端だ。
今は、真輝も昼休みの頃だろう。学校が終わるまであと四時間弱はあることになる。
たしか服を買って帰ると言っていたから、それからさらにもう少しは時間があるか。
ならばじっくり回れる。
余裕を持って、俺は市街地へと向かった。