あのとき君は
ん?危ない危ない…
「うん!聞いてるよ。翔くん、だよね?」
「そっ!僕もクラス同じだからさ。」
「え?そうなの?」
「そうなの?って、ひどいなー。
そこの紙にかいてあるでしょ?」
翔くんがクラス分けの紙を指さしていう。
すねているところがこりゃまた天使のように可愛い。
「ごめん。まだよく見てなくって!」
てか、まだ栞知とおなじなことしか確認してないや。
「てことは、また千秋と翔くん、同じなんだ?」
「ああ。な、翔!」
千秋が翔くんの肩にてをかけながらいう。
ほんとに二人はなかいいな。
去年もずっと一緒にいたし。
「まあね~」
「まあねってなんだよーまあねってー」
「べっつに!まぁ、そう怒らないの!」