雨降って、血固まる。
「どうして…私に教えた?」



こんな事、わざわざ教える必要なんてなかったはずなのに。



私に心を開いてくれているのだと思ってもいいのだろうか…



「サッキノオ前ヲ見テソウシヨウト思ッタ」


「さっきの私?あの変態を踏み潰している時か?」


「アァ」


「あれを見たから何だっていうんだ?」


「オ前ハ、仲間」
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