彼に出会った1年間
∵1章 桜の季節

私と同じ声のあの子は

私よりも断然かわいくて
羨ましいと思ってしまった。

お人形みたいな白い肌に大きな目
すらっとした白い手足

あの声が私なら
私もあの子みたくなれるのかな?

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