彼に出会った1年間

「ごめんね。
本当にいなくなっちゃうんだ。」

「俺は、お前が好きなんだ。
だからいなくなるなんて言うなよ...。」

そう言うとあいつの目からは
また涙が落ちていった。

「私も、陽平君が好きだよ。
大好き。でも、これだけは変えられないの。」

「そんな。
っ...。」

< 144 / 191 >

この作品をシェア

pagetop