彼に出会った1年間

貰った飴を口に含む。
いちごの味が口いっぱいに広がる。

「おいしいー。」

「どうしたの向日葵?
突然飴ほしいって。」

「なんとなくね。
のど痛くてさ。」

「風邪じゃない?
うつさないでよー。」

「はーい。」

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