彼に出会った1年間

「向日葵、ちょっとトイレ行ってくるから
待ってて。」

「はーい♪」

お昼ごはんを食べ終え
しばらく休憩していると

見知らぬ人が声をかけてきた。

「君可愛いよね♪一緒にカキ氷食べに行こうよ。」

「えっと、今友達を待ってるので
お断りします...。」

「そんな硬いこと言わずに。」

腕をつかまれ引っ張られる。
男の人だけあって私の力じゃ振りほどけない。

「い、嫌。」

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