彼に出会った1年間

ナンパか!?と思い俺は駆け出す。

あいつが困っている様子だったし
俺は出来る限り早く走って

あいつの手を握る
男の手を強く掴んだ。

「それ俺の連れなんで
放してください。」

あいつは驚いた顔をして俺の方をみる。

「ちっ、気づくのはえーよ。」

俺らと一緒に来てたのを知っていたのか
男はそんな言葉を吐いて
どこかに行った。

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