彼に出会った1年間

眠り姫


日直の仕事が終わり
昼飯を食べるために教室に戻ると

栄介がこっちに走ってきた。

「陽平、さっき爽汰さんがきて
夏花ちゃんのこと連れて行っちゃったよ。」

「は?なんで?」

「そりゃ告白だろ。
この季節にジングスあるし。」

「ジングス?
まぁいいけどどっち行った?」

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