彼に出会った1年間

予鈴がなってもあいつは
戻ってこなくて

きっと爽汰さんと一緒にいるんだろう
っと思っていた。

「あ、資料忘れた。
日直 悪いが俺の机から
プリント取ってきてくれ。」

「はーい。」

なんでこんな日に日直なんだか。

恋の気持ちに気づいた瞬間
失恋するなんて最悪な日だ。

そう思い渡り廊下を歩いていると
反対側から爽汰さんが歩いてきた。

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