I call you〜好きって言えたら〜



その後、あたしは遥人くんに連れられて倉庫から出た。


既に真っ暗になっていた。


遥人くんが送ってくれるというので、お言葉に甘えさせてもらった。


「もう、大丈夫だから。」



と、遥人くんは言っていた。



あたしが「?」って顔をしていると、




「あいつらからもう何もされないと思うから。」



よく分からないけど、何も聞かないことにした。




「遊空・・・・」



ん?今、遊空って言った・・?



< 82 / 108 >

この作品をシェア

pagetop