復讐の的はだぁれ??
私は渡された紙を鞄にしまい席を立ち上がろうとした時…。
「…由香里ちゃん。
それで何しようとしてるの…??」
私は立ち上がろうと手に掛けた鞄を元の場所に戻して席に座った。
「…知りたい?
…くすっ。復習だよ、情報ありがとう」
私は今度こそ鞄に手を掛けカフェを出た。
「……由香里ちゃん!!」
私は名前を呼ばれたため、立ち止まって後ろを向くと息切れをした幸葉が立っていた。
「…あっ、はぁ…はぁっ、あの…復讐……あたしも手伝っていいかな…??」
私は幸葉の口から出た言葉が信じられるずに幸葉の顔を見た。