夕日の沈む頃に
君の行きそうなところを
回ってみたけど
君はどこにもいなかった。

最後の望みを託して
君と初めてのデートの帰りに通った
川原に行ってみた。

相変わらずそこから見る夕陽は
綺麗だった。

ふと振り返ると
そこにはびっくりしたように
少し目を大きくしながら私を見つめる
君がいた。
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