夕日の沈む頃に
「じゃあ…
ちょっとこっち来て」

君に言われて近づくと
ふいに唇が重なった。
私が驚いているのを見ると
君は少しイジワルに笑いながら

「これでおあいこな?」

と言った。
訳がわからなくて君に

「なにと?」

と訊いてみた。
すると君はまた照れたように
困ったように半ば呆れながら

「お前が急に大好きとか言うから…///」

と教えてくれた。
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