君がくれたモノ
着信
「莉ー奈!元気ないんだからー‥学校終わったんだしー、カラオケ行こぉよ!」
ため息混じりに帰りの準備をしている莉奈に、高校に入学してから初めて親友と呼べるほど仲良くなった桜が元気よく声をかけてくる。
莉奈と桜、2人はどこにでもいるイマドキの高校生。
どちらも似たようなファッションにスタイルで、双子みたいだと周りからも言われていた。
唯一違うところがあるとすれば、莉奈は胸まであるロングヘア、桜は長めのショートといったところだが‥どちらも茶髪。
「ゴメーン!今日はパス!用事あるんだ」
無理やり笑顔を作って謝る莉奈。
「今日も。でしょー!せっかく2年のクラスも同じなのにさー‥付き合い悪いよぉ莉奈。‥てかさぁまだアイツの事、引きずってる?」
アイツ‥。
その言葉に莉奈は一瞬固まってしまう。
ため息混じりに帰りの準備をしている莉奈に、高校に入学してから初めて親友と呼べるほど仲良くなった桜が元気よく声をかけてくる。
莉奈と桜、2人はどこにでもいるイマドキの高校生。
どちらも似たようなファッションにスタイルで、双子みたいだと周りからも言われていた。
唯一違うところがあるとすれば、莉奈は胸まであるロングヘア、桜は長めのショートといったところだが‥どちらも茶髪。
「ゴメーン!今日はパス!用事あるんだ」
無理やり笑顔を作って謝る莉奈。
「今日も。でしょー!せっかく2年のクラスも同じなのにさー‥付き合い悪いよぉ莉奈。‥てかさぁまだアイツの事、引きずってる?」
アイツ‥。
その言葉に莉奈は一瞬固まってしまう。