あの時の約束

修学旅行

いろんな事があった。でも今日と明日明後日は思い切り楽しもう。
だって今日から修学旅行!楽しもう!
「真衣早く来いよ」
「うん」
「このバスに乗るんや」
「やったー」

佳龍と近い。

「真衣良かったね」
「うん」


「ここで自由行動だ」

「やったー」
「真衣一緒に行こ?」
「男子一人で良いなら良いけど」
「良いじゃん。原田君も行こ」
「あ、うん」


「あ、これだよね?幸せイルカ」
「こちの色を好きな人にあげてこちを自分で持っとくと願いが叶うんだよ」
うちはなんとなく買った。
こちを佳龍にあげよう。
「バスに戻ろ」
「うん」

「真衣これあげる」
「えっ。中身見て良い?」
「うん」
中身を見た。
熊のマスコット人形だった。
「可愛い」
「お守り熊さんだよ!だから真衣を守ってくれるよ!」
「ありがとう」
「大切にするね!」
「うん」


「真衣、船に乗ろう」
「うん」
佳龍は先に乗った。そして手差し出した。
「危ないから、俺手持って!危ない時は助けるから」
「ありがとう」


「真衣!あれ渡さないの?」
「あー後で渡す」
「あ、弁当食べよう!」
「うん」
「あ、美味しそう」
「あげない…うぅ」弁当を閉じて閉まった。
「真衣どうしたの?」
「酔った」
「船酔い大丈夫?」
楽しい、楽しい修学旅行!だったはずなのに…。
「すいませんお兄さん?友達船酔いしちゃたみたいだから早め戻ってもらえませんか?」
「お兄さん大丈夫?」
「こちも船酔い」
「漕ぐやつ流されてる」
「船も風に流されてる」


「先生熊のマスコット人形が落ちてました」
「後で聞こう」

「全員揃ったか」
「先生六組のAグループがまだ帰ってません」
「えっ」



「どうしょう?」
「漕げない」
「待って陸が見て来た」
「でも巨大な岩がある」
「ぶつかる」
岩に近付いた。そしてドーンと大きな大きな音がなりました。

全員が海に落ちた。
「真衣俺の手に捕まって」
「佳龍」うちは手持って。
そして陸に上がった。
「あそこに洞窟がある」
「洞窟で助けてを待とう」
「うん」
「体操服に着替えた方が良いね」
「じゃあ真衣、真帆、初音が先に着替えて」
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