Blue Az




「…ふー。……って、あ!!使ってた?!」





『リョウガ君っ。』





アズは、リョウガ君に抱きついた。


リョウガ君は背が高いからアズの顔はお腹に当たってる……アズが小さいだけかもだけど。



「アズちゃんどうしたの?!」



ああ 優しい。



『…アズが勧誘担当だって、信じてくれない…』



「あー。アズちゃん、オーナーの娘だから本当だよ。俺もアズちゃんに引き抜かれたし」




「…………」




どうだっ
びっくりしたかっ


アズは偉いんだぞっ



リョウガ君の後ろから椎野にあっかんべをした。






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