物語書きのあなたに捧げること
とある学校の魔物退治
ーむりだと分かっていてもどうしてするの?
ーいいじゃない。私の勝手よ。
ーあなたには無理。だってあなたにはないもの。才能が。
ーそんなことない!絶対やってやるだから。
---------------
私が最初に訪れたのは、大きな学校にいた。
「これは・・・??!」
見渡す限り空白の世界だった。
「ここは君の想像力が具現化した世界。さあ、思い描いてごらん。君の世界を!」
するといろんな色が混ざり合い、世界が再編されていった。
「ここは…学校??!」
見覚えがある学校だった。
ここは、私が作った学校。
「そう、ここは君の知ってる学校だよ。ストーリーエッグを見つけ出すには、魔物を倒さないといけないんだ。その魔物はどこに潜んでいるのかわからない。だから用心してね。そうそう、君には、これを渡さないとね。」
(ペン?を手にいれた!)
「なによ、これえーーーー??!」
「これで魔物を倒すんだよ?」
「倒すんだよ?じゃないわよ!どう見てもペンじゃない!」
「見た目はそうだけど、これを使えば、どんなものも実態化できる。小説家を目指す者が必ず使う装備品だよ。これで、文字を宙に書くと、言葉通り、実態化するよ。これで、魔物を倒せばいい。」
「わかったわよ。で、どうすればいいの??!」
「各世界にはお助けキャラがいて、そのキャラを見つければ、魔物が早く見つかるよ。君の世界なんだから、おおよそ検討がつくんじゃないかな。」
(私の世界…もしかして・・・)
私は頭の中の想像を頼りに、歩き始めた。
学校の裏側には木造の旧校舎がある。
そこは部活棟と呼ばれ、色んな部活の部室になっている。
私はその部活棟の2階の職員室と書かれた部屋にたどり着いた。
「あった…まさか…あるなんて…」
私は感激のあまり、声が震えた。
そして、息を飲み、ドアをゆっくりと開けてみた。
ドアの先には誰も気配を感じなかった。
「あれ…?留守?」
「お、そーーいぞ!新人くん!ユウ!」
「うわあああ!!」
私の背後には1人の生徒がいた。
それはここの部室の主であり、頼れる我らの…
「もしかして、彩色倶楽部の星森護(ほしもりまもる)部長?」
「は?何を惚けているんだ!お前たちの遅刻は我が部にとって大きな損害…って、新人君何を泣いてるんだ?」
「いいえ…なんでもありません…なんでも…」
私は嬉しかった。
自分の作り上げた人物や場所が目の前にいることに嬉しかった。
「全く遅刻したから、泣いたって許されることではない…のだが、今回は寛大な俺が多めに見てやろう。それどころじゃ、ないからな!部長直々に、依頼をもってきたぞ!なんとこの部活に白い幽霊が現れるらしい。出現場所は、学校の裏丘!時間は、夕方頃!なんとしても、幽霊を捕まえ、我が部の知名度を上げるのだ!さあ、いくぞ!新人君、ユウ!」
星森部長は予想通り物事をスラスラといい、すぐさま行動へ写った。
目的地の学校の裏丘は、旧校舎の隣。林のような場所をちょっと抜けたところにある。
「ついたぞ。ここの岩。通称月の岩と呼ばれるところに幽霊が現れる。しばらく待機しろ!俺は、周りを見てくる」
そう言って、部長は私たちから離れていった。
「ねえ、ユウ。もしかして…白い幽霊って魔物なの?」
「そうかもしれないね。部長がお助けキャラなら、魔物が現れるかもしれない。」
「いい加減ね。あんた、この世界のこと分かるんじゃないの?」
「この試練は、小説家志望者の世界をめぐり、ストーリーエッグを集める。だから、ランダムなんだ。君の世界のことは僕にも分からないよ。僕はただ単のナビゲーターさ。」
ユウは自慢気に言った。
「でも、魔物の気配ぐらい感じられるよ。まだ微弱だけど、近くにいることは確かだね。」
「分かってるんじゃない!」
次の瞬間、目の前がパッと暗くなった。
「な、何?!」
「魔物のお出ましだ。魔物はこの世界のもう1人の主。この世界を自由自在に操ることが出来る。」
すると、スポットライトのように1点だけ光が差し込んだ。
そこには、らくがきといえる棒人間がいた。
「え…えええええええええええ!!!」
「あれが魔物だ!さあ、ペンの用意を!」
「ちょっとお!魔物って言ったら、こう化物的な何かと思えば、棒人間って!!」
「説明はあと!早くしないとこの世界を崩壊して、君の試練が終わってしまうんだ!」
「く、わかったわよ!行くわよ!」
私がペンで「マスケット銃」と書き込んだ。
すると、文字が銃へと実態化した。
「いっけええ!」
棒人間に向かって銃弾を打つ。しかし、棒人間は、なんとペンでそのまま|と書いたような棒を持ち弾き返した。
「それなら!」
「剣」と書き、剣が実態化。私はその剣で棒人間に攻撃!
「はあああああああ!」
どかっと鈍い音がした。
私が棒人間に攻撃した音でなく、白髪の少女が棒人間に蹴りを入れていた。
「え?」
「うるさい…昼寝の邪魔…」
棒人間は消しゴムのカスのように散っていった。
「あなた…」
「あーーーー!」
部長の叫び声だ。
「もしかして、幽霊って…き、きみ…」
「ぶ、部長?」
「そうか…デマだったか…。くそう!帰るぞ!新人君、ユウ!」
そういって、そそくさ帰っていった。
私は振り返り、白髪の少女を見た。
「私、帰る。なんか眠くなくなった。」
「ちょっと待って!あなた…名前は・・・」
「色鳥歩良(いろどりあゆよ)…さよなら、小説家さん…」
意味深な言葉を残し、去っていった。
「ペンが…」
私のペンが何かに反応している。
月の岩には卵のようなものが浮かんでいた。
「これが…ストーリーエッグ?」
「そうだよ。さっきの棒人間は君が魔物をこうだと想像したものが実態化したもの。
それを倒したことによって、ストーリーエッグが開放されたんだ。」
「ええーーー??!」
私は化物的な何かだと思ってたのに??!
自分の脳内が心配になってきた。
「さあ、ストーリーエッグを手にするんだ!」
私がストーリーエッグを手にした。すると、ストーリーエッグはペンの中に吸い込まれていった。
「ペンは自分自身の想像力を実態化したものだから、そのペンに入ることによって、ひらめきが開花するんだ。さあ、次の場所へレッツゴー」
「ちょっとおおお、それいってないわよ!」
私の途方もない旅はまだまだ続く…
-----------------------
続きなう? (作:作者 主:主人公)
作:2話終了!
主:オセェヨ( ゚д゚)、ペッ
作:m(。・ε・。)mスミマセン一発書きなんで、文章荒い荒い( ´▽`)ワハハハ
主:やる気あんのか?ヽ(`Д´)ノコラー
作:m(_ _)mゴメンナサイ
主:で、お助けキャラって部長?
作:部長って出番少なかったのは残念・・・
主:おいこら、答えてよ!
作:時間が無いんで、ここらでおひらき!サラバ!
ーいいじゃない。私の勝手よ。
ーあなたには無理。だってあなたにはないもの。才能が。
ーそんなことない!絶対やってやるだから。
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私が最初に訪れたのは、大きな学校にいた。
「これは・・・??!」
見渡す限り空白の世界だった。
「ここは君の想像力が具現化した世界。さあ、思い描いてごらん。君の世界を!」
するといろんな色が混ざり合い、世界が再編されていった。
「ここは…学校??!」
見覚えがある学校だった。
ここは、私が作った学校。
「そう、ここは君の知ってる学校だよ。ストーリーエッグを見つけ出すには、魔物を倒さないといけないんだ。その魔物はどこに潜んでいるのかわからない。だから用心してね。そうそう、君には、これを渡さないとね。」
(ペン?を手にいれた!)
「なによ、これえーーーー??!」
「これで魔物を倒すんだよ?」
「倒すんだよ?じゃないわよ!どう見てもペンじゃない!」
「見た目はそうだけど、これを使えば、どんなものも実態化できる。小説家を目指す者が必ず使う装備品だよ。これで、文字を宙に書くと、言葉通り、実態化するよ。これで、魔物を倒せばいい。」
「わかったわよ。で、どうすればいいの??!」
「各世界にはお助けキャラがいて、そのキャラを見つければ、魔物が早く見つかるよ。君の世界なんだから、おおよそ検討がつくんじゃないかな。」
(私の世界…もしかして・・・)
私は頭の中の想像を頼りに、歩き始めた。
学校の裏側には木造の旧校舎がある。
そこは部活棟と呼ばれ、色んな部活の部室になっている。
私はその部活棟の2階の職員室と書かれた部屋にたどり着いた。
「あった…まさか…あるなんて…」
私は感激のあまり、声が震えた。
そして、息を飲み、ドアをゆっくりと開けてみた。
ドアの先には誰も気配を感じなかった。
「あれ…?留守?」
「お、そーーいぞ!新人くん!ユウ!」
「うわあああ!!」
私の背後には1人の生徒がいた。
それはここの部室の主であり、頼れる我らの…
「もしかして、彩色倶楽部の星森護(ほしもりまもる)部長?」
「は?何を惚けているんだ!お前たちの遅刻は我が部にとって大きな損害…って、新人君何を泣いてるんだ?」
「いいえ…なんでもありません…なんでも…」
私は嬉しかった。
自分の作り上げた人物や場所が目の前にいることに嬉しかった。
「全く遅刻したから、泣いたって許されることではない…のだが、今回は寛大な俺が多めに見てやろう。それどころじゃ、ないからな!部長直々に、依頼をもってきたぞ!なんとこの部活に白い幽霊が現れるらしい。出現場所は、学校の裏丘!時間は、夕方頃!なんとしても、幽霊を捕まえ、我が部の知名度を上げるのだ!さあ、いくぞ!新人君、ユウ!」
星森部長は予想通り物事をスラスラといい、すぐさま行動へ写った。
目的地の学校の裏丘は、旧校舎の隣。林のような場所をちょっと抜けたところにある。
「ついたぞ。ここの岩。通称月の岩と呼ばれるところに幽霊が現れる。しばらく待機しろ!俺は、周りを見てくる」
そう言って、部長は私たちから離れていった。
「ねえ、ユウ。もしかして…白い幽霊って魔物なの?」
「そうかもしれないね。部長がお助けキャラなら、魔物が現れるかもしれない。」
「いい加減ね。あんた、この世界のこと分かるんじゃないの?」
「この試練は、小説家志望者の世界をめぐり、ストーリーエッグを集める。だから、ランダムなんだ。君の世界のことは僕にも分からないよ。僕はただ単のナビゲーターさ。」
ユウは自慢気に言った。
「でも、魔物の気配ぐらい感じられるよ。まだ微弱だけど、近くにいることは確かだね。」
「分かってるんじゃない!」
次の瞬間、目の前がパッと暗くなった。
「な、何?!」
「魔物のお出ましだ。魔物はこの世界のもう1人の主。この世界を自由自在に操ることが出来る。」
すると、スポットライトのように1点だけ光が差し込んだ。
そこには、らくがきといえる棒人間がいた。
「え…えええええええええええ!!!」
「あれが魔物だ!さあ、ペンの用意を!」
「ちょっとお!魔物って言ったら、こう化物的な何かと思えば、棒人間って!!」
「説明はあと!早くしないとこの世界を崩壊して、君の試練が終わってしまうんだ!」
「く、わかったわよ!行くわよ!」
私がペンで「マスケット銃」と書き込んだ。
すると、文字が銃へと実態化した。
「いっけええ!」
棒人間に向かって銃弾を打つ。しかし、棒人間は、なんとペンでそのまま|と書いたような棒を持ち弾き返した。
「それなら!」
「剣」と書き、剣が実態化。私はその剣で棒人間に攻撃!
「はあああああああ!」
どかっと鈍い音がした。
私が棒人間に攻撃した音でなく、白髪の少女が棒人間に蹴りを入れていた。
「え?」
「うるさい…昼寝の邪魔…」
棒人間は消しゴムのカスのように散っていった。
「あなた…」
「あーーーー!」
部長の叫び声だ。
「もしかして、幽霊って…き、きみ…」
「ぶ、部長?」
「そうか…デマだったか…。くそう!帰るぞ!新人君、ユウ!」
そういって、そそくさ帰っていった。
私は振り返り、白髪の少女を見た。
「私、帰る。なんか眠くなくなった。」
「ちょっと待って!あなた…名前は・・・」
「色鳥歩良(いろどりあゆよ)…さよなら、小説家さん…」
意味深な言葉を残し、去っていった。
「ペンが…」
私のペンが何かに反応している。
月の岩には卵のようなものが浮かんでいた。
「これが…ストーリーエッグ?」
「そうだよ。さっきの棒人間は君が魔物をこうだと想像したものが実態化したもの。
それを倒したことによって、ストーリーエッグが開放されたんだ。」
「ええーーー??!」
私は化物的な何かだと思ってたのに??!
自分の脳内が心配になってきた。
「さあ、ストーリーエッグを手にするんだ!」
私がストーリーエッグを手にした。すると、ストーリーエッグはペンの中に吸い込まれていった。
「ペンは自分自身の想像力を実態化したものだから、そのペンに入ることによって、ひらめきが開花するんだ。さあ、次の場所へレッツゴー」
「ちょっとおおお、それいってないわよ!」
私の途方もない旅はまだまだ続く…
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続きなう? (作:作者 主:主人公)
作:2話終了!
主:オセェヨ( ゚д゚)、ペッ
作:m(。・ε・。)mスミマセン一発書きなんで、文章荒い荒い( ´▽`)ワハハハ
主:やる気あんのか?ヽ(`Д´)ノコラー
作:m(_ _)mゴメンナサイ
主:で、お助けキャラって部長?
作:部長って出番少なかったのは残念・・・
主:おいこら、答えてよ!
作:時間が無いんで、ここらでおひらき!サラバ!