流れ星の夢
そう言ってあたしは藍の所へいく。
「藍。」
「何?どしたの?」
「夕夏が夏にどっか行きたいって。」
その瞬間、藍の顔が深刻な顔に変わった。
「奈乃華。どうするの?」
「ん?何が?」
「だって奈乃華の余…」
その言葉を言う前にあたしは叫んだ。
「その話はしないで!」
教室の生徒の人たちがあたしを見る。
それでも、あたしは話を続けた。
夕夏もこっちを見ている。
「藍。あたしはね、残りの人生を精一杯、楽しんで生きたいの。逝きたい。だから、もう絶対にその話はしないで!」