流れ星の夢



藍の悲しそうな顔を見て悟った。



藍はあたしの余命、つまりあとどの位一緒にいられるのか、考えているのだろう。




藍……あたしだって、もっと生きていたかったよ?



「奈乃華!お客さんだよ!」



クラスメートに言われ、ドアの方をみる。



「夕夏…?」



あたしはドアに駆け寄った。



そして…


「夕夏…?夕夏なの?」



「そうだよ、奈乃華。」



あたしと夕夏と藍は3人で屋上に行った。




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