流れ星の夢
どうしても死ぬ前に先輩に会いたかった。
先輩とあたしは学校の近くのカフェで待ち合わせをした。
「久しぶり!奈乃華!」
「お久しぶりです!咲夜先輩!急に会いたいなんて言ってすみません…」
「いやいや、いいよぉ!どうしたのよ?」
「はい…実は、あたし先輩に相談があって…」
先輩は藍とあたしが高校一年の時、仲良くしてくれていた先輩だ。
今は卒業して、大学生だ。
あたしが、信頼をおいてる人で、目標の人だ。
「あたし、彼氏がいるんですよ。それである事情があって、一緒にいたいけど、いたらだめで…」