流れ星の夢
しばらくの沈黙の後、先輩が口を開いた。
「奈乃華は1人ぢゃない!」
「どうして、1人だなんて言うの?あたしや、藍や、その彼氏!友達がいるぢゃん!奈乃華は1人なんかぢゃない!」
「先輩…」
「だから、諦めんな!いつでも近くで応援するから!」
…そうだ。あたしには味方、仲間、支えてくれる人がいる。
諦めちゃダメなんだ。
「先輩。ありがとうごさいます!あたし、やっと分かりました。あたし、できる限りの事をします。それで、みんなに恩返しをします!」