流れ星の夢


前より体力も落ち、心も体も弱くなっていた。


だが、強く生きていられた。


みんなが支えてくれるから。


藍、夕夏はほぼ毎日お見舞いに来てくれるし、クラスの友達もちょくちょくきてくれる。

勿論、玲汰も…



「奈乃華~、来たぜ!」

「お、玲汰!いつもきてくれてありがとね~!」

「なんだよ、なんか照れるじゃね~か!」


こんな会話があたしの今の楽しみ。


「奈乃華。」


「なぁ~に?」


「俺ら、愛し合ってる?」


「なによ~!急に。…でも、あたしは玲汰を愛してる…かな!」


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