流れ星の夢
あたしは先輩にお礼をした。
その後、外出許可を得て、買い物にでた。
「あ、玲汰も呼んでいいですかぁ?」
「もちろん。」
あたしはすぐに玲汰に電話をして、訳を話した。
玲汰はすぐにきた。
「奈乃華!」
「玲汰、この人があたしの信頼してる咲夜先輩。突然だけど、11月30日に結婚式をあげるから。」
「え…この先輩が色々やってくれんのか?」
「うん。誕生日プレゼントだからね。」
玲汰はそれを聞いて先輩の方に向き直った。
「咲夜先輩。ありがとうございます。感謝します。」
「玲汰…」
玲汰のしっかりした所を見て、あたしは感動した。
「いいえ。大切な奈乃華の為だもん。いいの。」