流れ星の夢


あたしは先輩にお礼をした。


その後、外出許可を得て、買い物にでた。



「あ、玲汰も呼んでいいですかぁ?」


「もちろん。」



あたしはすぐに玲汰に電話をして、訳を話した。


玲汰はすぐにきた。


「奈乃華!」


「玲汰、この人があたしの信頼してる咲夜先輩。突然だけど、11月30日に結婚式をあげるから。」


「え…この先輩が色々やってくれんのか?」


「うん。誕生日プレゼントだからね。」


玲汰はそれを聞いて先輩の方に向き直った。


「咲夜先輩。ありがとうございます。感謝します。」



「玲汰…」


玲汰のしっかりした所を見て、あたしは感動した。


「いいえ。大切な奈乃華の為だもん。いいの。」


< 84 / 107 >

この作品のキーワード

この作品をシェア

pagetop