セカンドラブ
次の日も彼は電話をくれた


「どうしていた?」


「ん 今日は日曜日だから図書館に行こうと思ったけど結局はいかなかった」



「五木寛之の大河の一滴って言う本を読んでごらん」



「小説の中に生きているだけでいいんだって言うフレーズがあるんだ」



「そうなんだ」



「私はシェイクスピアを読んでみたくて」
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